GOING UNDER GROUND/レミオロメン他 CRJ-C presents「桃色世代」Vol.5

穴を埋めることはできませんが、なるべくそれに近づきたいと思います。(松本素生
東京から帰ってその足でライブです。4バンド出るので6時からと早めの開演でした。でもきっと一番手は知らないバンドだろうと高をくくってちょっと遅れていったんですが、入場したらいきなりレミオロメンが演奏してました。ちょ、ちょっと待て。

  • セットリスト(入ったところから)
    • フェスタ
    • 朝顔
    • 電話
    • 雨上がり
    • 3月9日

これだけしか聴けませんでしたが、これ以外にもやったんでしょうか。知ってる人教えてください。やったとしたら「まめ電球」か「すきま風」をやったんじゃないかと予想してみる。あいかわらずトークは面白かったです。きっと他のバンドを目当てに来た人もちょっとファンに取り込めたんじゃないでしょうか。トークは大事です。おっぱいパブとかはおいといて。
で、次のバンドはBURNSIDE PROJECTというニューヨークから来たバンドらしいです。メンバーは三人でしたが、それぞれにミキサーみたいなのが前におかれててなんかすごかったです。印象はスーパーカーをちょっとアップテンポにした感じでした。
3番目は京都から来たスムルースhttp://inumani.chu.jp/というバンドでした。やたらテンション高かったです。トークと歌のギャップがすごかったです。最初はちょっと引きましたが、ずっとそんな感じのテンションだったので最後は慣れました。ファンにとってはいいバンドだと思いました。
最後はGOING UNDER GROUNDです。最初はボーカルの松本素生アコースティックギター片手に一人で出てきて、ドラムの河野丈洋が体調不良で出られない旨を伝えました。そして一人で歌いだしました。それがとても彼らのバンド色とマッチしていていい感じでした。
長めのトークでメンバーについて語る様子は、きっと彼らが今までやってきた音楽があるからこそみんなに受け入れられたんだと思います。正直このバンドほどメンバーが欠けることをバンド全体で表すことができるバンドはいないと思います。うまく表現できませんが。
そしてここでまだメンバーにも聴かせていないという曲「東京」を演奏しました。ちょっとくるりの「東京」っぽい雰囲気の歌詞でした。その後、中澤寛規<G.Vo>が登場しました。そして「ビターズ」を演奏しました。ギター2本で聴くこの歌は違った趣があってよかったです。
次に伊藤洋一<Key> が登場し、「トワイライト」をやりました。出だしの感じで最後まで行くのもいいですね。終わったあと松本さんは「いい歌だなー」と言ってました。初めてこの曲の意味がわかったそうです。
最後に石原聡<B>が出てきて、「かよわきエナジー」を演奏しました。まさに今のこの状態はそんな感じでした。
最後にCMでも使われてる「ハートビート」をやりました。最後のあたりはみんなで大合唱でした。松本さんはひたすらみんなにありがとうと言って泣いてました。このライブのことはずっと忘れないとも言ってました。
冒頭にも書きましたが、いない人の穴を埋めることはできないけど、それを感じさせないというか、気付かせないようにするのはすごいと思いました。きっと始まるまでの時間は不安でいっぱいだったと思います。そしてライブを白けさせる事なく終わらせたのは見事でした。メンバーが欠けたときこそそのバンドの真価が問われる気がします。人間ですからいつどこで何が起こるか分かりません。その時にどう対処するかバンドなら常に考えておくべきかもしれません。