「ACIDMAN presents “Cinema vol.2”」ACIDMAN ,THE BACK HORN, the band apart

テーマは音楽とショートフィルムの融合ということでした。それなりに融合してました。それなりに。
このイベントの火蓋を切ったのはバックホーンでした。ボーカルの山田さんはいつものように裸足でカポエラのような動きをしてました。ベースの岡峰さんは確か前はかなりのロングヘアだった気がするのですが髪が短くなってました。

  • セットリスト
      1. 惑星メランコリー
      2. 幾千光年の孤独
      3. 孤独な戦場
      4. 未来
      5. 花びら
      6. サニー
      7. 光の結晶

多分です。演奏曲はもちろんワンマンの時より少ないのですが、気付くと前よりも汗だくになってました。山田さんのパーマに絡みつく汗が妖艶な雰囲気を醸し出していました。突き上げる拳がもっと伸びたらいいのにと思いました。トップバッターなのに会場をあそこまで温めるのはさすがです。長袖なんて着ていった自分が馬鹿でした。仕方なくTシャツを買いました。これを着る度に今日のこの日を思い出せばいいと思います。
次はバンドアパートです。このバンドはバンアパと約すという事ぐらいしか知りません。でも割とファンはいるみたいで盛り上がってました。イメージ的にもっとうるさいのを想像してたんですが、結構しっとりしたのもあり好きな感じでした。歌詞は全部英語詞なのかな?
ここで一旦ショートフィルムが流れました。数人の外国人が家の中にあるものを使って音楽を演奏するみたいな内容でした。ちょっと前にいた「STOMP」?みたいなのです。掃除機で物を吸って音を出してたのは衝撃的でした。
トリを飾ったのはアシッドマンです。ところで私は極度のU.K.S(売れると嫌いになる症候群)なので、アシッドマンも例に漏れず段々興味がなくなっていったのです。私の音楽史を語る上での自慢ですが、私はアシッドマンをキャパ200人ぐらいのハコで6バンドぐらいでやったイベント(確か無料だった)で見たことがありますよ!アートスクールとかもいました。その時に既に「アレグロ」とかやってましたよ。そしてその「アレグロ」を今日聴いたんですが、やっぱり良かったです。アルバム「LOOP」も聴いたことありますが、正直ぜんぜんピンと来ませんでした。他に分かった曲は「造花が笑う」「赤橙」ぐらいでしたが、やっぱりアシッドマンが好きなのかも知れません。この分かった3曲を聴けただけでも満足な内容でした。ボーカルの大木さんの声は素晴らしいですね。今日は久しぶりに「創」を引っ張り出して聴くとします。
このイベントは成功なんでしょうかね。個人的には一つのバンドが終わったあとはゆっくり休憩したいです。融合させるのなら演奏中にフィルム流したり…ってそれも気が散っていやですね。だいたい融合させる必要あるんでしょうか。それはビデオクリップとかでやったらいいんじゃないかと思ったりもするわけです。他の人はどう考えてるんでしょうかね。まあいろんなことをしてみる姿勢はいいんですけど。