「BEE ROCK!!」 マスラヲコミッショナー

手を差し伸べる優しさもある 見守るだけの優しさもある すべてはどれ位思いやれるか(韋駄天)
「黒盤」に続くマスラヲコミッショナーの2ndアルバムです。前作が申し分ない出来だったので、正直見劣りするんじゃないかと思ってました。そして、1回目聴いた時は「やっぱり前のほうがよかったかな」と思ったんですが、2回3回と聴いていくうちにだんだんその評価は変わっていきました。
力強い歌声と演奏、熱い歌詞は健在です。「星の番人」の歌声とは裏腹な優しい歌詞、「ランナー」の確固たる姿勢、「ごくう」の疾走感などなど、捨て曲らしい歌はないんじゃないでしょうか。歌詞を見るとわりと恋愛っぽい歌も多いです。
マスラヲの曲は元々スノーボードのビデオなどに使われていたので、雪山に行く時に車内のBGMにしてくと盛り上がること間違いなしです。ただうるさいだけの自称パンクロックに嫌気が刺している方にぜひ聴いてもらいたい1枚です。まあ音が大きいのは否定できませんが、心を打つ何かがあると確信してます。
今度は彼らのバラードを聴いてみたいですね。ああいう歌詞がかけるんですから、バラードをやったらきっとはまると思います。最後にこれは自慢ですが、私は彼らに顔覚えられてます(自信なし)。ライブ行きたくなってきました。