ヴァン・ヘルシング

カプコンの人気ゲーム「ヴァンパイアハンター」を映画化したものです。嘘です。でもデミトリとビクトルとガロンとドノヴァンが登場します。多分。
以下ネタバレしかありません。
王道の中の王道を行く映画でした。一言で言うとあまり面白くありませんでした。映像を楽しむ映画なんでしょうね。しかしあの客をびっくりさせることだけに全力を費やしたような演出は個人的に好きではありません。というかムカつきます。落ち着いて見てられない。
で、何があっても死なない主人公と、何があっても死なないのに最後だけ脚本家の気まぐれでそうも行かないヒロインはなんなんですか。最近は後味悪くする映画が流行ってるんですか。つーかそんなとこだけひねるんじゃなくてもっと本筋をひねれよって話。まあひねりようが無い題材だけど。なんか悪者が何をしたいのかいまいちよく分からなかったし。プロローグもそれほど重要じゃないし。フランケンは最初からいい奴過ぎるし。デニーロのフランケンシュタインを見た者としてはあの扱いはちょっと納得がいかない。あんなに物分りのいい怪物いるかよ。あとヴァンパイアも最後があっけなさすぎ。今調べたけどヴァンパイアと狼男が宿敵ってのは有名な話なんだろうか。
わざわざ大金を払ってみるほどの映画じゃないと思いました。借りて家で見るほどの映画でもない気がします。ヴァンパイアハンターを18回やったほうがいいです。余談ですが、その映画館の下のゲーセンにはなぜかこのゲームがおいてありました。ひさしぶりにやったらサスカッチでクリアーできたよ(^-^v
追記:他の人のレビュー見てたらマジレスしてるのが恥ずかしくなったけど一人とんでもない人がいたので安心しました。普通に楽しめる映画ですよ!